エアコンの室内機取り外しは配管に注意!
ポイントは室内機、室外機の取り外し方!
このページではエアコン(クーラー)の取り外し方について紹介しています。エアコンの取り外しに関する技術は色々とあり、間違った取り外しをすると後で大変な事に・・・。どうすれば上手く取り外しが出来るのかをまとめてみましたので参考にしてください。
まずはポンプダウン!
ガス回収・ポンプダウンの方法のページを参考にポンプダウンをしましょう。
☆ポイントは冷房運転ですよ。
電線(わたり線)を取り外す!
ポンプダウンが終わったら、エアコンのコンセントを抜き取りましょう!
電線(わたり線)は次に取り付ける時、色分けが分かるように少し残しておくのがいいでしょう。
色分けの表示がしてあるのであれば全て抜き取ってもいいですよ。
室内機、室外機同様に作業をしましょう。
移設などする場合、同じ配管距離ならば電線(わたり線)を再利用できるので、切らずに取り外しをしましょう。
配管を取り外す!
室外機の配管接続部の液管(細い方)とガス管(太い方)のフレアナットはモンキーを使って取り外します。
取り外したらフレアナットから少し長めの所でパイプカッターを使い配管とフレアナットを切り取ります。
取り外したら、左の図の赤丸の場所にビニールテープで蓋をし、埃やごみが入らないようにしておきます。
そしてもう一度、室外機の配管接続部に取り付けます。
室内機側も同じように切り取り、蓋をしたら再び取り付けをします。
外した配管にもビニールテープを巻いておきましょう。
ドレンホースも同様に取り外し、貫通穴より配管を抜き取ります。
☆ポイント☆長年使用したエアコンで、室内機よりも室外機が上にある場合、室内機側のフレア接続部を取り外す時に、配管内からオイルが出てくる事があるので、ウエスや雑巾などで保護しながら取り外しをしましょう。
配管は長期間使用すると固くなるので、再利用は難しくなってきます。
背板を取り外す!
室内機側のフレア接続部を外したら、室内機を取り外しましょう。
機種によっては下部にビス止めをしているものもありますので、取れないと思ったときは確認しましょう。(前面パネルを取ると見えるはずです。)
取り外した室内機を移設する場合は、配管の方向を考え、同じ配管の取り出し口ならば、配管をそのままの状態にしておきましょう。
何度も無理に曲げ直すと配管が折れてしまいますからね。
後は室内機に背板を取り付けておきましょう。
室外機はそのまま!
室外機は配管カバー類を元に取り付けます。
移設する場所が同じならばプラロックはそのまま取り付けておき、壁面付けなどする場合はプラロックは取り外しておきましょう。
室外機下面に下部ドレン(ドレンソケット)というプラスチックのL型の物が付いていれば、壁面付けする時などに再利用できますので、そのまま取り付けておくか、保管しておきましょう。