怪我をしないエアコンの電気配線接続方法
電線の配線接続のポイント!
このページではエアコン・クーラー取り付け時の電線配線接続について紹介しています。エアコンの据付に関する技術で電線配線接続は重要なポイントです。どうすれば上手く結線をする事が出来るのかをまとめてみましたので参考にしてください。
室内機・室外機の電線配線の剥き方!
この作業には電気工事士の資格が必要となりますので気を付けてください。
☆注意☆コンセントは差し込まない事!!差しながら作業をすると、ショートしたり感電する恐れがあります!!
まずは取り付けをするエアコンの電線(わたり線)が何芯なのかを確認しましょう。
確認した上で電線(わたり線)を準備し、配管と同じ経路で電線(わたり線)をはわします。
電線(わたり線)は配管よりも1.5m長くしておきましょう。(片側750mm程度)これは配管接続部よりも電線接続部の方が遠くにある為です。
くれぐれもドレンホースの下に電線が通らないように気を付けてくださいね。
電線(わたり線)の接続としては、最初に電線の外装周囲に電工ナイフの刃を入れます。(力を入れ過ぎないように注意します。)
刃を隣り合う電線同士の中に合わせ、刃を起こしケーブルに刃を入れていきます。
外装周囲のナイフの切れ目まで電工ナイフを入れたら、、ナイフを外し、外装を引きちぎります。
そして、赤白黒どれでもいいので、絶縁被服の剥ぎ取りをします。
これも外装と一緒で電工ナイフで周囲に刃を入れます。
くれぐれもペンチで剥かないようにしましょう。傷が付き、線の折れや熱を持つ原因となりますので。
そして被覆を抜き取ります。
被覆を簡単に剥くことが出来るストリッパーがあるので使ってみてもいいでしょう。
同じように白と黒の線も被覆を剥きます。
出来上がりが左の写真のような形になります。
銅部分に傷が付いていないか確認します。傷が付いていたらもう一度剥き直しましょう
剥いた電線の長さを調節する!
電線(わたり線)を剥く作業ができたら、規定の剥きしろで剥く長さを合わせます。分かりにくいですが、写真の白い電線の押さえでは、15mmのゲージを表示しています。
室内機・室外機共に電線押さえに剥きしろ(ゲージ)が書いてありますのでペンチで切り、長さを合わせます。
☆ポイント☆長さをあわせたら、室内機・室外機共に差し込む順番の「色」を合わせてしっかりと奥まで差し込みます。
写真の様に少し長めに電線を切り、丸めながら配線すると接続しやすいですよ。
電線(わたり線)が差し込みにくい時は赤白黒の各被覆をペンチで軽く掴み、差し込むと楽ですよ。
この時、差し込みの確認窓がありますので電線(わたり線)が奥まで入っているかを確認します。
電線(わたり線)を抜く時は差込口上部の突起にマイナスドライバーを押し当て、電線(わたり線)を引き抜きます。
これで電線(わたり線)の接続は終了です。