冷凍機やエアコン配管のフレア加工方法

正しいフレアの加工方法で漏れを無くす!

フレア加工方法のポイント!(エアコン・冷凍機など)
このページではエアコン(クーラー)取り付け配管のフレア加工について紹介しています。エアコンの据付に関する技術でフレア加工は欠かせません。どうすれば上手くフレア加工が出来るのかをまとめてみましたので参考にしてください。

まずは配管(銅管)を用意!

取り付けをしようとしているエアコンの配管サイズが何なのかを調べましょう。
家庭用のエアコンで多いのは2分3分と呼ばれるサイズの配管です。2分3分とは2本のペアになっている銅管2本の事で、細い方が2分、太い方が3分になります。その次に大きいサイズは2分4分です。
2分3分の配管を用意する際、あらかじめどのくらいの長さが必要か測っておきましょう。電線は配管よりも1mは長くしておきましょう。
ドレンホースの長さは自分が何処に排水を持っていきたいかを考えて測ります。大体は穴から真下に下ろしています。
今は配管セット(フレア加工済み+電線)という便利な物も売っていますので。見てみましょう。

フレアを加工する!

バリ取り

まずはパイプカッターを使用して欲しい長さに整えます。
パイプカッターの使い方は最初に少しだけハンドルを回し1周回し、次に回す時にハンドルを少し回しながら切ります。これを繰り返します。あまりハンドルを回し過ぎると配管が潰れるので注意しましょう。
この時配管を切った切り口はビニールテープなどで保護しておきましょう。
ビニールテープを巻く事で配管内にごみ等が入るのを防ぎます。
次にリーマーを使い、バリ(かえり)を取ります。
銅管を少し削るくらいが良いですね。

フレア加工前

フレアツールによっては配管を出す寸法が違うので確認しましょう。
ここで重要なのは配管の出づらです。この出づらが出過ぎるとフレアナットが出なくなったり、引っ込みすぎるとガスが漏れます。
従来のフレアツール(クラッチ式:リジット)では1.0~1.5mmでちょうど良いです。
R410A用フレアツール(クラッチ式)(R32)では0~0.5mmとなっています。
☆ポイント☆フレア加工をする際、フレアナットを入れ忘れない様に注意しましょう!

フレアの広がり!

フレア加工後1

仕上がりはこうゆう感じになります。
フレア部や配管内にバリが残っていないかも確認しましょう。
均等に押し広がっているかも重要なポイントです。

フレア加工後2

フレア部に段差がないようにしましょう。
この部分が室外機のバルブ部に接続されるのでしっかり確認をしてください。
もし失敗したらパイプカッターを使用して配管を切断し、加工しなおしましょう。
慌てず確実に作業することが大切ですよ。

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